後鼻漏に関わる治療と薬とデータ

医学専門誌の論文を中心に参照し、専門的な情報を記事にしています。年度が古いものが多いため、読まれた時点での最新情報ではありません。基本的には過去の情報としてご覧下さい。

後鼻漏関連

後鼻漏の原因と治療(1998年の論文より)

後鼻漏を診察する医師のアンケート(1998年の論文より)

後鼻漏を患っている患者の年齢別のデータ(2002年の論文より)

後鼻漏治療に効くかもしれない「Balloon Sinuplasty」(2012年の論文より)

後鼻漏とネブライザー療法(2013年の論文より)

アレルギー性鼻炎関連

アレルギー性鼻炎と睡眠障害(2013年の論文より)

スギ花粉と喉への症状。

花粉症と口腔アレルギー症候群(OAS)

スギ花粉症に鼻噴霧用ステロイド薬は効くのか?

アレルギー性鼻炎治療のアレルゲン免疫療法

舌下免疫療法の治療法に関して(2015年の論文より)

鼻炎の薬をのみ続けるとどうなるのか?の1調査(2015年の雑誌より)

掃除機中のハウスダストと「フローリング」と「カーペット」

子供と女性関連

児童(小5/小6)の口呼吸と後鼻漏(1974年の論文より)

子供の慢性的な咳について(1) 2008年公開のアンケート結果より

子供の慢性的な咳について(2) 小児の咳の原因

子供の慢性的な咳について(3) 治療と家族ができること

妊娠中のアレルギー性鼻炎の治療の関して

薬関連

アレルギー性鼻炎の治療薬

耳鼻咽喉の部位に対応した漢方薬(2013年の論文より)

『小青竜湯エキスのスギ花粉症の鼻炎症状に対する臨床効果』(2000年の論文より)

後鼻漏と小半夏加茯苓湯の効能

アレルギー性鼻炎の薬はいつ飲めば良いのか?

薬を飲む回数とプラシーボ効果

注意書き

※当サイトのスタンス
当サイトの基本スタンスは「まず医師の診察を受ける」です。
情報を探して素人考えで自己診断するのではなく、病院に行って医師の診察をうけてください。

※論文や雑誌に関して
医学の雑誌や論文などは、必ずしも正しいことが書かれているわけではありません。あくまで実験や研究の結果が書かれているだけです。
そのため、当サイト内で論文の引用箇所に関しましても「そういう情報がある」という程度にご覧下さい。

論文に関して

論文は論文でしかない点にご留意ください。

症例データの穴を埋めたり拡充するための論文もありますが、新薬や新治療などの情報には注意が必要です。
後鼻漏のつらさから逃れるために今とは違う治療法を試したくなる気持ちはよく分かるのですが、論文で発表した程度の段階のものに期待をするのは現実的ではありません。実用に足る状態にはないのですから。

また、医師に「論文で読んだあの治療を試して欲しい」などといってもあまり意味はありません。診療科ごとに現時点での現実的手段を把握しているのが医師ですから、私たち素人がどうこういうまでもありません。

もちろん質問すること自体はそれほど問題がない(食い下がったり無理矢理肯定や否定を言わせたりしなければですが)と思います。

後鼻漏と後鼻漏に関連する症状の治療法に関して

上記のように、後鼻漏に関連する治療法の情報はいくつかあります。

外科的な手術はわかりませんが、基本的には即効性がなく後鼻漏に耐える期間が必要になるでしょう。

特に市販薬でなんとかしようという場合、後鼻漏を治すのではなく軽減するという方向性で認識していたほうが良いように思います。

後鼻漏の原因となる鼻水はアレルギー性鼻炎などの鼻水が出る原因が治らないと治りませんし、その治療にも時間がかかります。または、治らずに後鼻漏とは末長くつき合うことにもなるでしょう。

例え治っても、通常の健康体でも普通に出てくる鼻水なだけに、その鼻水をなくすことはできませんから再発も十分あり得ます。

また、鼻水も後鼻漏も診断としては完治しているにも関わらず、不快感が消えずに完治が実感できない場合もあります。後鼻漏の特徴でもありますが、後鼻漏にならなければ気にもしなかった違和感が気になりすぎるのです。

完治を目指すとストレスがたまり、他の体の部位にも悪影響がでますので、「後鼻漏を治す」ではなく「後鼻漏の症状を軽くする」ことを目指すのがおすすめです。

利用法とその効果は人それぞれ

なお、このサイトも含みますが、「〇〇で治った!」「〇〇が効く!」などという言葉にあまり期待を掛けるべきではありません。

よく耳にするとは思いますが、「効く人には効くので、効いたと言い回る」のです。効かない人は効いたと言いませんものね。つまり、その方法で治った人と治らなかった人がいるというだけです。

これは医学に関わらず統計的な実験をおこなっていればごく当たり前のことです。

たとえば、分かりやすいのが「後鼻漏と小半夏加茯苓湯の効能」という記事です。

この記事には「15人中の10人に効果あり」という論文の一部を引用しています。つまり5人には効いていません。

効果として有為であるということと誰にでも効くという事は別ですし、有為であっても実はギリギリの割合かもしれません。そうなると、治ったと言う人がいるからあなたも後鼻漏が治るとはいえないわけです。

試すだけならいいという考えもありますが、ものによっては試せば悪化したり害が出てくる場合もありますので、しっかりと判断し覚悟した上で行動して頂きたいと思います。

コメント:2件

  1. 有り難うございます。いろいろ参考になりました。2年前から11月に入った頃から症状がでています。胃腸に入って嘔吐するのがとても辛いいです。初めに耳鼻科へいきましたが、鼻を洗ってくれただけだったので、それ以後行ってません。やはり別の耳鼻科を探して行ってみます。

  2. お読みいただきありがとうございます!

    11月というとダニが繁殖しやすいそうなので、ダニアレルゲンによるハウスダストの可能性がありそうですが、原因は複合的なものを含めていくつも考えられるため対応が難しいですよね…。

    私は耳鼻科で鼻洗浄はされたことはなく、ゲル状の薬を綿棒に付け、それを鼻の穴にいれて塗られました。

    症状の種類や段階で処置も変わるはずですので、お考えの通り別の耳鼻科に行くことを含め、通院は諦めない方がよいかと思います。

    なお、嘔吐というのは相当な症状に思えますので、内科や消化器科などを候補に含めた方が良いのもしれませんね。
    私は医師ではないので診察を受けるべき科が明確にはできませんが、まずそこから医師(や総合病院の受付)に相談するのもよいかと思います。

    診察で改善するとはかぎらないのが難しいところですが、一時でも楽になることを願っています。

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