アレルギー性鼻炎の薬はいつ飲めば良いのか?

後鼻漏を防いだり発症を遅らせるためには、アレルギー性鼻炎の発症を遅らせることも有効です。花粉などに刺激さえされなければ鼻水が過剰に分泌されることはなく、後鼻漏になる時期は後ろにズレるはずですから。

では、アレルギー性鼻炎の薬はいつ飲めば良いのでしょうか?

乗り物酔いの薬などでしたら「乗車の30分前から」という但し書きがあるように、酔う前に飲まねばなりません。薬効が出る時期を知ることは重要です。

この記事では「鼻アレルギー診療ガイドライン(2013年版)」から引用しますが、資料の関係から、スギ花粉症に絞ってご説明します。

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スギ花粉症の治療はいつから始めるのがよいか?

資料によると、第2世代抗ヒスタミン薬・抗ロイコトリエン薬による初期治療では、以下の用に書かれていました。

  • 症状が出ればすぐに服用
  • 症状が出ていない場合は事前に服用

当たり前に見えますが、事前服用でも事後服用でも効果があるそうです。ただ、他の薬では国府が出るまでに時間がかかるようで、次のタイミングで服用した方がよいそうです。

  • 花粉飛散開始予測日の1~2週間前から服用開始

花粉に関する情報に注意を払いつつ、予報を確認して服用を開始するのが効果的ですね。

事前服用と事後服用に大きな違いはあるか

第2世代抗ヒスタミン薬・抗ロイコトリエン薬は事前でも事後でも効果があるとされていますが、先に飲んでいた方が薬の効果があるのでしょうか?

この疑問には以下の用に応えられます。

三年間全国他施設共同研究で第2世代抗ヒスタミン薬による初期両方のオープン試験を行ったところ、初期療法群で優位に症状を抑えていたが、飛散一ヶ月前から内服した群と飛散開始時から内服した群では、効果に差を認めなかった

つまり薬の効果自体は変わりがないようです。そのため、花粉飛散開始と同時服用で問題ないというのが一般的な見解だそうです。

だだ、当然ですが薬を飲むのとの飲まないのとでは大きく違います。症状が出たその瞬間や、花粉の飛散時期から発症のタイミングを予測しての服用は必要です。

後でも効くから、という考えでもかまいませんが、当然飲むまでは花粉症で苦しむわけですから、我慢するべきではありません。

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