鼻づまりに効果のあるとされる手のツボ(1996年の論文より)

乗り物酔いなどのツボ押しはありますが、どうやら鼻づまり(鼻閉)に効くとされるツボがあることを論文で知りました。

一応自分で試しましたが、「効いたの?」というぐらいの感覚しかありませんでした。

しかしながら、後述する理由もありましてご紹介します。

なお、「ツボを押すだけで鼻がマシなれば苦労しない」とも思っていますので、効果は期待しないでください。

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論文の書誌情報

論文に関する情報です。

  • 雑誌名:日本鍼灸良導絡医学会誌
  • 記事タイトル:高麗手指鍼法
  • 巻号:Vol. 24 No. 4 P 16-18
  • 出版年:1996
  • 著者:久保 利美

鼻づまりに効く手のツボ

先に鼻づまりに効く手のツボを図で示します。

場所は論文の図を参考にして作成した以下の箇所です。

鼻炎に効く手のツボ
鼻炎に効く手のツボ

場所として、中指の先端と第一関節の中央から少し下のようです。

どのように刺激するか

論文には以下のように書かれています。

要は正確に反応相応部を取穴することにより即効がある。施術は鍼灸、ダイオード提鍼、押圧刺激何れでもよい。

刺激の方法は針でも、何かで押すのでも良いようです。

それよりも重要なのは「正確にツボを押すこと」です。

この時点で素人には難しいと思いますが、正確に押すことができれば効果が期待できるそうです。

ツボを押して体調を改善すること

正直な所、ツボを押して体調を改善することは難しいと思います。

アレルギー性鼻炎による後鼻漏も外部からの刺激によっておこりますから、刺激自体が何らかの効果をもたらすことには疑問を感じません。

ですが、体の一部を刺激することで特定の良い効果を生み出すのは難しいでしょう。

刺激は刺激でしかなく、その結果は常に一定であるとは思えないからです。

たとえば、花粉が鼻に侵入して鼻水が出てきても、毎回同じ回数くしゃみをしたり、同じ時間鼻水が垂れ続けるわけではありませんよね?

マシなとき、酷いとき、いろいろです。

刺激の量やタイミングなどもそうですが、体内の状態も常に変化していますから、そんな都合のいいこともないでしょう。

ではなぜ記事にしたかというと、心の持ち様に影響を与えるからです。

後鼻漏や鼻炎の精神的な辛さ

後鼻漏やアレルギー性鼻炎など鼻に関連する症状は、精神的に強いストレスを生みます。

たかが鼻が不調なだけで、不快感だけでなく多くの物事が上手くいかないと感じるはずです。

仮に「ツボを押せば症状がマシになる」という思い込みが上手く作用する場合、このストレスを緩和できる可能性があります。

体の異常というのは、意識すればするほど増幅されて感じられますから、気を紛らわせるのは有効な対処法なのです。

ツボを押すことで「大丈夫だ」という意識を作れれば、体もそれに反応して自律神経や副交感神経が都合良く作用してくれる可能性も0ではありません。

鼻水にしろ鼻づまりにしろ、意識を他に向けることで不快感の軽減が可能であることは、後鼻漏やアレルギー性鼻炎の症状をお持ちの方には思い当たる事があるはずです。

つまりツボ押し自体に効果がなくとも、その行為を意識変化のスイッチにするイメージです。

辛い時の逃げ道に

夜に寝る前や、睡眠中に鼻づまりや鼻水で辛い時の緊急避難的な方法として試してみるのもよいかと思います。

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